座布団のマナーについて

久しぶりに臨済宗のお寺のさぶお坊さまから日曜法話のお誘いを受けました。
コロナ禍で今回はご住職さまの法話を気心の知れた皆さんだけで聞くというお話を
さぶお坊さまがわざわざビリーさんちまでやって来てお伝えに、

さぶお坊さまは師匠とは阿吽（あうん）のお付き合い、ビリーさんとは川中島合戦の間柄です。
ビリーさんちの玄関先で上がってください、あがらないを幾度となく繰り返していましたが、師匠が
どうぞ、と言うと、えっ、と思うほど素直に部屋に、

今日はビリーさんに前もってひと言ご注意を申し上げに、とさぶお坊さまが、なに、とビリーさんが、
前回の法話の時にビリーさんが勝手に座布団を動かしてウロウロしていたので、今回は座布団には
手を触れないようにお願いに、とさぶお坊さまが、

どういうことなの、と師匠が、ビリーさんはむっと、？？？？、
和室の座布団は座る位置を決めて置いてあるので、勝手に動かしたりしないようにすること、そして
私が皆さんに座布団をすすめてから私に会釈してから、座るようにしてください、とさぶお坊さまが、
ビリーさんが、無理、と言った瞬間、師匠が脇でビリーさんのことをにらみましたが、

それとですね、座布団をすすめられたら絶対やってはいけないことがあります、とさぶお坊さまが、
言ってみて、とビリーさんが、座布団を動かしたり、裏返したりしない、それと座布団に入るときと、
下りるときに立ったまま座布団を踏んだりしないことです、とさぶお坊さまが、

法話に来る人はほとんど座布団を足で踏んでているでしょう、とくに男性は、とビリーさんが、
座布団の上で立ち上がることも厳禁ですよ、それもマナー違反です、とさぶお坊さまが、

大丈夫、私が責任もってやらせないようにするから、と師匠が、大丈夫よね、とビリーさんに師匠が、


日曜法話休みたくなりました。今日はさぶお坊さまが違う世界の人のようでした。